Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ボスの最終講義が始まる

春学期の木曜日は授業なし日だったが、秋学期は授業日。春学期火5で開講していた大学院(論文指導)の授業を秋学期木3に移した。秋学期は木5にH本ボスの特殊講義が開講されるからである。

職場の研究上の(=経済学史講座の)ボスにあたるH本教授は、来年3月に定年退職される。秋学期木5の特殊講義は事実上の最終講義にあたるので、僕自身、毎回出席・聴講させてもらう(録音もさせてもらう)ことにし、指導院生も出席させることにした。

実はこの特殊講義、副学部長として僕がアレンジしたもの。H本先生が長年研究されてきたアルフレッド・マーシャルについて縦横無尽に心ゆくまで語っていただこうという魂胆である。活字化(論文化)されていない知見も数多く披露してくださるはずで、学界のためにもぜひ記録しておきたい、と思った次第。

初回からH本節炸裂の90分で、たくさんの知的刺激をいただいた。細部の知識が半端でない。来週以降も楽しみだ。

3限の大学院(論文指導)のほうはM林君の修士論文中間報告だが、まだまだ努力が必要なレベル。本人よりも僕のほうが焦っている。もっと焦って欲しい。

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