暑い。とても暑い。研究推進部の会議と授業1コマ。
5限の経済学説史は今学期最終の15回目。休講ゼロで最後まで走り切った。毎年担当している科目だが、今年度はこれまでにない新しい試みを導入した。通説や過去の自分の研究の紹介にとどまらず、通説を乗り越えるべく現在自分自身が書き進めている論文の内容までも積極的に紹介するようにした。受講生に生煮えのまずい料理を食べさせてしまう危険があったため、そうならないよう緊張感をもって講義(準備・本番)にのぞんだ。開講曜限が金4から木5に移ったために、受講生の出席率は下がったが、熱心な受講生の実数はむしろ増えた感じで、彼らがリアクションペーパーを通じて示してくれた質問や感想のクオリティが高く、実にやりがいがあった。数日前に国際スミス学会にエントリーした研究報告はこのような今学期の講義の産物でもある。
今学期の授業期間は今日で終了で、明日から定期試験期間に入るのだが、明日大学院の授業の補講を行う僕にとっては、明日こそが最終授業日である。
腰痛と足のむくみの悪化に耐えきれなくなり、帰り道に天六で下車して、たまたま目についた整体院へ駆け込む。初めて利用したが、なかなか快適であった。だいぶ生き返った。
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