Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

9期生卒業論文報告会(最後の授業参観)

9期生卒業論文報告会


ゼミ活動の最後を飾る恒例行事である「卒業論文報告会(最後の授業参観)」を今年も開催した。日程の振り替えが難しい行事なので(来週末は大学入試センター試験、再来週末は入学前教育指導行事)、副学部長業務が重なることがいちばんの心配だったが、幸い杞憂に終わった。

これまでの卒業論文報告会の記録は以下。

この春に卒業するのはゼミ史上最少10名の9期生。バレーボールの「最小最強セッター」竹下佳江選手にあやかって、「最少最強ゼミを目指す!」と宣言してゼミ活動をスタートさせた9期生であるが、あれから2年以上の時間が流れ、ついに今日、最後のゼミ行事を迎えた。

結論から記せば、みんな堂々とプレゼンしてくれて、本当に素晴らしい報告会だった。見事に有終の美を飾ってくれた。

どの卒論もゼミ生一人一人の個性が滲み出た内容だったが、僕が個人的に特に高い評価を与えたいのは、自分が抱えた問題関心を深く丁寧に掘り下げ、報告を聞かせてもらうたびに常に新しい驚きをもたらしてくれたY本君とN尾さんの卒論である。2人に限らず、全体的にとてもハイレベルだったように思う。

10人という人数は1人でも欠ければ関関戦に出場できない人数で、一人一人の力量が問われる状況だったが、主体的・積極的にゼミ活動にとりくんでくれただけでなく、チームワークもすぐれており、素晴らしい学年だったように思う。互いに切磋琢磨してくれた。後輩ゼミ生に立派なお手本を示してくれた。

まとめ役のゼミ長M山君にはとりわけ大きな感謝の気持ちを表明したい。1回生春学期の「経済学ワークショップ1」以来、彼とは4年間という長いつきあいになった。彼との出会いなくしては、今日の報告会の充実はありえなかっただろう。

年々大規模化していく報告会の裏方は、10期生が見事に務めてくれた。彼らにも感謝したい。来年彼らがどんな卒論報告をしてくれるのか、今から楽しみである。

9期生10名のうち9名のご家族(9組15名)が参観に来てくださった。S山君のご両親ははるばる栃木から。心よりお礼申し上げる。総参加者数は、9期生10名+10期生10名(2名欠席)+11期生12名(1名欠席)+OB・OG14名+ご家族15名=61名であった。

終了後、見学に来てくれたゼミのOB・OGたちとの同窓会も開催された。同窓会から新たに6名が参加。1次会は関大前で、2次会は梅田で。とても楽しい時間を過ごさせてもらった。まとめ役の6期生M本さんとO元さんに感謝。

終電で帰宅。感謝の気持ちでいっぱいの素晴らしい一日であった。

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