Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ゼミ生とブレインストーミング

今日も昨日と同様に授業も会議もないけれども、ゼミ生の西日本インカレ準備の相談に乗るために大学へ。

11期生K村君・N田君・S井さん・N澤さんと2時間以上かけてみっちりブレインストーミングを行う。僕を含めて5人でアイデアを出し合うが、どれも凡庸で使いものにならない。しかし、不思議なもので、それらを何とか組み合わせて何か面白いテーマを発掘できないかと侃侃諤諤話し込むうちに、誰も想像しない方向へアイデアが飛翔し、不思議なことにインカレのプレゼンの骨子ができあがった。なかなかいい感じ。最終的にどんな形でまとまるのか、今から楽しみでならない。

残った時間を利用して図書館で調べもの。同時進行で何本も論文を書き進めているので、論文Aのための資料を求めて図書館書庫へもぐったら、論文Aのための資料は見つからず、その代わりに論文Bのための資料が想定外に見つかった。しかも2回も!

ケインズマルサスをどのように読んだのか?」という問題を真正面から論じようとすれば、どうしても「賃金基金説」を真正面から論じざるをえなくなりそうだ、面倒だが仕方がない。がんばろう。

アダム・スミスの社会発展の四段階論もそろそろ本格的に考究してみたい。身近なところでは、T中ゼミ後輩N原君がこのテーマを扱っているが、僕はマルサス研究の立場からこのテーマにアプローチしてみたいと考え始めている。科研「野蛮と啓蒙」のテーマにも密接に関係しているので。まずはこの本を読まなくちゃ。

スミス,マルクスおよび現代 (1980年) (りぶらりあ選書)

スミス,マルクスおよび現代 (1980年) (りぶらりあ選書)

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