Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

毎日文化センターでの初回講義

西梅田の毎日文化センターで経済学史の講座を担当することになり、今日がその初回の講義日である。(勤務先の大学が主催する)市民講座を担当したり、高校へ出前(出張)講義したりすることはこれまでも何度か経験したが、いわゆるカルチャー・センターで教えるのは初めての経験である。

http://www.maibun.co.jp/wp/?p=13604

受講生は8名で、老若男女、高校生から定年退職者まで、多彩な顔ぶれである。かつての二部(夜間)の講義を思い出し、懐かしい気持ちになった。

8名という人数は、講義をやる側にとっては、とてもやりやすい規模である。これだと机をロの字に組むことができる。受講生の顔がお互いに見えるほうが質問等が出やすいことは経験則でわかっている。受講生当人がわかっていないのに、それを放置してしまうことは、当人にとってもちろんマイナスなのだが、教える側にとってもマイナスなのである。少しでもわからなくなったら、すぐさま質問してもらえるほうがありがたい。

初回の今日はリカードの比較優位の理論について講義した。受講生の反応は上々のように感じられたが、実際はどうだったのだろうか? 気になるところである。

次回はアダム・スミスを扱うことになっている。講義ノートはまだ作成していないが、おそらく分業論とアメリカ植民地問題(→サンクコスト)を中心に講義することになると思う。

【12945】 腹筋2セット。