小樽出張の準備 - Neil and Rush and Me

水曜日なので大学へ。明日から9月3日まで妻の実家に帰省（含法事）するのだが、間髪入れず、4・5日と小樽出張（経済学方法論フォーラム）なので、出張準備のほうも今日中にすませておく必要がある。

午前中は方法論フォーラムでの分担テーマであるケインズの経済政策観についての文献を図書館で探索する。先月のHETSAでロッド・オドンネルさんご本人から教えていただいたとおり、ケインズのバーク論・ムーア論について多数の論考をものしておられて、遅まきながら、それらに目を通してみたが、たいへん啓発力に富む有益な内容だった。フォーラムではその後の研究の進展（方向性の絞り込み）について話さなければならないが、どうやらオドンネルさんのお仕事（スキデルスキーとの論争）を足がかりにして書くことになりそうだ。