昨日と今日、小樽商科大学に出張していた。自分自身がメンバーである共同研究グループ「経済学方法論フォーラム」の定例研究会に出席するためである。毎年9月の研究会は北海道での開催が恒例となっている。前後に別の予定が詰まっていたため、一泊二日という強行日程での出張になった。おかげで昨日は朝5時に家を出なければならなかったし（起床は3時50分！）、帰宅は今日の22時。さすがに疲れた。
しかし、研究会本体（研究報告2本＋今後の打ち合わせ）をしっかりこなしながら、北大のアメリカ人院生Ｊ・Ｈさんとのミーティングも行ったし、小樽名物（になりつつあるらしい）あんかけそばも味わったし、カモメとウミネコが随走（？）してくれる小樽港クルーズも少しばかり楽しめた（途中で海が荒れて欠航になるというハプニング付き）。
ハードスケジュールで疲れた体を癒すべく、フライト前に、新千歳空港内にあるスーパー銭湯を初めて利用したが、これが期待していた以上に良かった。心身とも爽やかな気分で帰りの飛行機に乗りこめた。
往復の飛行機の中で研究目的の読書が大いに進んだ。自分の分担テーマはケインズの経済政策観だが、重要な文献を集中できる環境で読み込んだおかげで、研究の方向性がいっそう明確になった。ケインズがバークのあの作品をしっかりと読んでいて驚いた。
明日を休みにできれば、ありがたかったのだが・・・。
【10004】
