午前、卒論採点講評結果(副査)をまとめ、指導教員(主査)に送付する。午後、教授会と大学院委員会。5限、大学院講義(補講)。
年度としては来年度になるが、今年8月に2校から集中講義を依頼されている。非常勤講師の任用を審査する教授会が終わったようで、事務方からシラバスの執筆依頼が届き、詳細が明らかになってきた。沖縄国際大学で4日間(8月6-9日)、小樽商科大学で6日間(20-25日)から25日まで小樽商科大学で講義する。科目名は異なるものの(沖縄では特殊講義扱い)、内容は古典派に力点を置いた経済学史の通史であり、スミス、ベンサム、リカード、マルサス、マルクス、ケインズらの経済思想を現代日本の直面する経済・社会問題と関連づけながら論じる予定である。
とても残念なことだが、全学の役職に就いてから、会議の合間に授業をやっている状態に陥っている。十分な予習時間を確保できないまま、会議の余韻を引きずった頭のままで教壇に立ち、講義用の頭に切り替わる前に90分間を終えているような状況が続くと、そんな自分がだんだん嫌になってくる。教えることが大好きな自分を思い出したいと思い、千里山とは何から何まで違う2つの大学の教壇に立たせてもらうことにした。