Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

指差しは「Please!」

少し前に始まったことだが、娘が指差しを覚えた。ご飯を食べさせている時、「次はこれは欲しい」といった感じで指差しをするようになったのだ。これはわかりやすい事例だ。しかし、最近になって時々、天空を指差しするので、いったい何を求めているのかがわからず、父親として少しばかり悩んでいた。

ところが、今日のお風呂でその意味がようやくわかった。娘はおもちゃを浴槽の外へ落とした時に何と天空を指差ししたのだ。もちろん「取ってくれ」という意味なのだが、なぜおもちゃを指差ししないのか? そうか! これは「Please!」の意味だ。僕たちだって、タクシーを呼び止める時、そのタクシーに向かって直接指差ししたりしない。レストランでウェイトレスを呼ぶ時もそうだ。娘は親のしぐさをしっかりと観察していたわけだ。なるほどなぁ〜。すごいなぁ〜。

一昨日、家族三人で四条に買い物に出かけた際、妻が入店し、僕と娘は店の外で待っていたのだが(店内に段差がありベビーカーの移動が難しかったため)、その間、娘は天空を指差していた。その方角には歩道用の灯りがぶら下がっており、娘はその灯りのどこを気に入ったのだろうか、と考えてしまったが(実際、灯りに向かって「高い高い」をやったりした)、実はそれは関係なかった。「(お母ちゃんがいる店の中に連れていってよ〜)お願い!」というメッセージを娘は発していたのだ。

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