Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

もっとスリムにしないと

1限、経済学説史。アダム・スミスの1回目で、『道徳感情論』について講ずる。エディンバラ市街の様子をDVDで見せる。

3限、13期(3回生)ゼミ。今日からゼミ生が90分間をまるまる仕切る通常形式のゼミに戻る。遙洋子『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』の1回目。M田君・M野君・A部さんの3名によるプレゼン。H野ゼミから移籍してきたA部さんにとっては、nakcazawaゼミにおける初プレゼンであったし、2回生の見学者も二桁あったが、プレッシャーを微塵も感じさせない堂々としたプレゼンだった。プレゼンの内容それ自体も、いったん上野千鶴子流の議論の仕方を批判的に突き放して、最後にもう一度戻ってきて、肯定的に評価するという(弁証法的な)もので、なかなかよく練られていた。最初からこれだけレベルの高いものを作ってくれるとは、2回目以降が大いに期待できる。

2コマの授業以外の時間は、例によって、英語論文の執筆に勤しむ。20時まで残業したが、結局、8ページの半ばまで。残りは1ページから1ページ半くらいかな。そろそろゴールが見えてきた。もうひとがんばり。明日から4日間、妻の実家に帰省するので、論文の執筆は小休止。7日に再開する予定。

この前の英語論文(現在某ジャーナルに投稿して査読結果を待っている)は、注・参考文献込みで、6,542wordsであった。今書いている英語論文は、無駄をとことんまでそぎ落とした圧縮度の高いものを目指していて、かなり短いものになるだろうと勝手に思っていたが、いざ字数を数えてみたら、現時点ですでに5,476wordsもあった。意外に長い。もっとスリムにしないと。

【8353】