Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

合同ゼミ合宿@高槻キャンパス高岳館

合同ゼミ合宿@高槻キャンパス高岳館


昨日・今日の1泊2日の日程で、高槻キャンパス高岳館において、3大学4ゼミ(千里山大学nakcazawaゼミ&hosenゼミ、中京大学Y野ゼミ、徳島文理大学M本ゼミ)による合同ゼミ合宿を行った。

帰国から9日後に合宿ゼミを他大学と合同で行うのは、正直に言って、時間的にも肉体的にもかなり厳しいものがあった。とはいえ、実は言い出しっぺは他ならぬ僕なのである。日経ビジネス西日本インカレへ出場を予定している14期生(3回生)にとって、時間のある夏休みにどれくらい準備(起業インタビューなど)を進められるかが、秋以降のスムーズな作業の鍵を握っている。しかし、その夏休み、僕は日本を留守にしている。彼らは僕なしでちゃんとやってくれるだろうか? 不安に思ったため、彼らの夏休みの成果を確認するための機会としての合宿が秋学期冒頭にどうしても必要だった。合宿を行うのであれば、他大学・他ゼミの学生から第三者の客観的なコメントをもらえるほうがよいだろうと思い、3つのゼミに僕から声をかけ、ご快諾いただいた次第だ。

この4ゼミは親戚のような関係にある。4人のゼミ指導教員は専門分野を同じくする(経済学史)旧知の間柄である。M本さんは、nakcazawaゼミ出身(つまり僕の元教え子)で、千里山で非常勤講師を務めた後、徳島文理大学で職を得た。Y野さんには、現在の本務校へ赴任される以前、2012・2013年度に千里山で非常勤講師を務めていただいた。僕が日本を留守にしていたため、実際の準備の大部分をhosenさんに依存することになった。この場を借りてお礼を申し上げたい。また、hosenゼミの幹事さん、nakcazawaゼミの感じHSGWさん、AOIさんにも感謝の意を表明したい。

この4ゼミでの合同合宿は初めての試みだったが、大成功と言ってよいだろう。nakcazawaゼミが3チーム、hosenゼミが3チーム、Y野ゼミが4チーム、M本ゼミが2チーム、合計12チームという大所帯。1チームの持ち時間が30分(プレゼン20分+質疑応答10分)なので、ゼミだけで6時間という長丁場になったわけだが、途中でだれることもなく、質疑応答も活発で、たいへん充実した内容だった。

↓14期生のプレゼン・その1「食品サンプル

↓14期生のプレゼン・その2「大阪の緑化」

↓14期生のプレゼン・その3「廃棄食材ゼロ」

勉強(ゼミ)を今日の午前に終えて、淀川河川敷(西中島南方)へ移動して、4ゼミ合同のBBQパーティーを催して、慰労会とした。好天に恵まれて良かった。

nakcazawaゼミに関して言えば、10月上旬という時期に、これまで蓄えてきたバラバラの知識を一つのストーリーの中に(無理やりにでも)まとめあげたことは、とても有益だった。いったん仕上げたパワポを確認する過程で、「こっちの話とそっちの話はつながっていないんじゃないか?」と自分たちで気づき、それを修正できるようになったのは大いなる進歩だ。論理的思考力が鍛えられてきた。14期生には本当に期待している。二度目の本選出場をぜひとも勝ち取りたい。