昨日に引き続き、英語論文(マルサス論)の改訂作業に励む。今日も大幅な進展が見られた(ゴールはまだかなり先)。
査読コメントを受け取ったのは去年の5月20日。投稿雑誌のエディターから加筆修正の上で再投稿が可能である旨を伝えられたが、匿名レフェリー(2名)のコメントがたいへん厳しい内容だったため、改訂作業は難航をきわめ(本質的な批判ゆえ隙間の時間だけでは改訂作業をなかなか進められなかった)、気が付けば9か月以上もの時間が経過してしまった。このままでは載るはずの論文が載らなくなってしまうため、ようやく重い腰を上げて、ここ数日、集中的に改訂作業に励んでいる。エディターにも「今月中に改訂稿を必ず送ります(+遅延のお詫びの言葉)」とメールして、自分にプレッシャーをかけた。
今になって思えば、昨年8月のISUS(国際功利主義学会)は参加すべきでなかったかもしれない。Stephenと久々に再会できたのは嬉しかったけど、自分の報告に対するフロアの反応はたいへん寒々しいものだったし、何より貴重な研究時間を潰してしまった。本来であれば今改訂している論文とはあの時期に真剣に対峙すべきだった。
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