Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ようやく再投稿!

昨年7月1日のエントリー「研究活動の現状」において「英語論文A(マルサス論):某海外ジャーナルに投稿し、査読結果を受けて、改訂作業中(→再投稿)」と記したマルサス論だが、ようやく今日、再投稿までたどり着いた。長かった。

http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20140701

論文本体の改訂作業は昨日終えた。今日は朝から再投稿のためのカバーレター作成に励む。レフェリーのコメントの一つ一つに対してできるだけ丁寧にレスポンスする。現時点で修正の難しい箇所は正直に「今後の課題」とする。書き上げて、何度も読み返して、15時半にエディターに宛てて送信した。渡豪前のいちばんの大仕事を終え、ひとまず肩の荷が降りた。

エディターに宛てたメールはこんな文面。英語として大丈夫だったかな?

Dear the Editor,



I am pleased to submit the revised version of my manuscript to *****(ジャーナル名):

  • Previous title: 'Malthus’s Political Views in 1803-1806: A Study on His Criticism of Paine’s Rights of Man'
  • New title: 'Malthus’s Criticism of Paine’s Rights of Man: Some Thoughts on the Development of Malthus’s Reformist Ideas'

I have revised the original manuscript according to the comments from the two anonymous referees.
Please find the attached files below:

  • the original manuscript
  • the comments by the referee #1
  • the comments by the referee #2
  • the cover letter including a list of my responses to the referees' comments
  • the revised manuscript 1: changes are not highlighted
  • the revised manuscript 2: changes are highlighted in yellow

I now hope that my paper will be suitable for publication in ***** and look forward to hearing from you concerning your editorial decision.
I am sorry it has taken me so long - over nine months - to revise the paper. Thank you very much for your patience.


Yours sincerely,


Nobuhiko Nakazawa

今回の論文、正直なところ、リサーチそれ自体はたいしたことない。自分が「売り」にしたい主張はレフェリーによってことごとく否定・却下された。それでも「公刊の価値あり」と判断してくれたレフェリーの期待に応えるべく、なかなか盛り上がらない気持ちを無理やり盛り上げて(だから予想以上の時間を要してしまった)、何とか今日の再投稿までたどり着いた。

エディターから早速返信あり。無事に届いた模様。お願いだから通して(載せて)欲しい。

英語で論文を書き、国際学会で下報告し、国際ジャーナルへ投稿し、レフェリーの査読結果を受けて改訂し、再投稿するプロセスは、今回が3度目(3本目)になるけれども、まだまだ慣れない。しかし、こればかりは場数をこなして少しずつ慣れていくしかない。実際、不慣れな度合い(≒しんどさ)は毎回少しずつ低下してきている。目下査読結果を待っている4本目の英語論文の公刊に必要な労力とそれに伴うストレスは、今回よりいくぶん小さくなるはずだ。

ここ数日、この仕事に集中していたため、未返信のメールがかなりたまっている。できるだけ明日のうちに処理したい。

【5793】