Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

Camperdown(シドニー8日目)

今日の昼食


シドニーに到着してから初めて迎える日曜日。*1さすがにこの6日間休みなく活動して少しばててきたので、今日は完全休養日とする。下宿周辺の地理についてまだあまり詳しくないので、日曜日でも営業しているカフェを調べるついでに、周辺を散歩することにした。今日のエントリーでは、この短いリサーチにもとづいて、現在僕が住んでいる街であるCamperdownを簡単に紹介したい。

シドニー大学の本部キャンパスをCamperdown and Darlington Campusと言う。

http://sydney.edu.au/library/about/maps/camperdown.html

この地図だと、キャンパス全体の北西側がCamperdown Campusで、南西側がDarlington Campusにあたる。僕の所属する経済学部の建物(Merewether Building)はDarlington側に建っている。僕の受入責任者(Host)であるMatthewの研究室もここにある。他方、僕の下宿はその真反対、Camperdown Campusの西端のさらに400mほど西方にある。*2

Camperdownはシドニー都心部ではないが、かなり都心部に近い郊外である。Cityと呼ばれるCBDにはバス一本、15〜20分くらいで着く。景色はこんな感じ。

(5月9日撮影)

これは大通りに面している側の景色だが、大通りから少し奥に入ると閑静な住宅街が広がる。すぐ近くにセブンイレブンがあって便利だ。また、セブンイレブンから300mほど歩けば、スーパーマーケットもある。近所の酒屋は品ぞろえが豊富で(少し値が張るが)日本のビールも簡単に入手できる。

(5月4日撮影)

(5月9日撮影)

(5月5日撮影)

下宿のすぐ横にCamperdown Parkという巨大な緑地公園が広がっている。今日はここで本を読んだが、とても気持ちが良かった。子ども用の遊具、エクササイズ用の器具もある。きちんと手入れされている。数分エクササイズをやってみたが、体にけっこうこたえた。

Camperdown Parkから100mもない距離に、もう一つの巨大な緑地公園O'Dea Reserveがある。ここにも子ども用の遊具がある。娘がここに一緒にいれば大喜びで遊び回りそうだ。

Camperdownは住宅地なので、もともとお店がそれほど多くないし、シドニーでは日曜定休が普通だから、空いている店はなおさら少ない。今後日曜日にふと立ち寄れそうなお店はないものかと思って周辺を散歩したら、何とか2軒ほど、日曜日でも営業しているカフェを近所に見つけた。Runcible SpoonとBion Societeである。前者に入って、コーヒーを1杯飲んで、しばらく読書した。雰囲気が良いし、値段もreasonableだ。実際、客足も絶えなかった。今日は入らなかったが、後者のほうも賑わっていた。どちらも今後利用できそうだ。

13年前、エジンバラで在外研究を送った時に、いちばんお世話になったメニューの一つがケバブだ。野菜をたんまり盛ってくれるので、野菜不足を補えるのだ。シドニーに来てからもケバブ屋を探していたが、なかなか見つけられなかった。ところが今日、まさに灯台下暗しという感じで、ケバブ屋を近所に見つけることができた。エジンバラで足繁く通ったケバブ屋はパキスタン系だったが、このお店はIstanbulという名前からしてトルコ系のようだ。当然のように入店し、少し遅めの昼食としてチキン・ケバブ(8.5ドル)をtake awayで注文した。

もう一度Campaerdown Parkに戻り、ベンチでケバブを味わう。たいへんおいしく、大当たりだった。その後、そのまま読書に勤しむ。

15時を過ぎると少し日がかげり、風が強くなったので、下宿へ戻った。そのまま2時間ほど昼寝。たいへん気持ち良かった。

平凡な一日だったが、十分にリフレッシュできた。Campaerdownは本当に生活しやすい場所だと改めて感じた。基本的に、月曜から土曜までは研究室で仕事、日曜は休日というパターンが体には合いそうだ。明日からまた研究に精を出そう。

*1:3日は夕方に空港に到着したので含めない。

*2:僕の研究室のあるAustralian Technology Parkは別キャンパスで、この地図には載っていない。