Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

生活はほぼ元通りに(シドニー52日目)

午前中は職員証を兼ねた図書館入館証の再発行のために本部のCamperdown/Darlingtonキャンパスへ。再発行それ自体は難なく終わった。Bartのおかげだ。再発行手数料20豪ドルを請求されたが、現金払いは受け付けておらずカードのみ、と窓口で言われた時は一瞬ドキッとした。新しいクレジットカードが届くのは明日以降なので今日は持っていない。やばい・・・と思って、ふと、昨日助けてもらったBank of Scotlandのキャッシュカードを見たら、VISA機能が付いているではないか! これで窮地を切り抜けられた。次回エジンバラを訪れる機会があったら解約するつもりだった口座だが、一度ならず二度も助けてもらうと、解約しづらくなってきた。恩を仇で返すみたいで。

そのまま図書館へ向かう。5冊借り出す。今日のシドニーは気持ちの良い快晴に恵まれた。

空港が近いため、離着陸する飛行機を間近に見ることができる。

またこの鳥を発見。あまりも人馴れしていて、まるで自分の庭のようにリラックスしてキャンパス内を闊歩している。

日本では男臭いイメージが強い労働現場で働く若い女性の姿をシドニーではよく見かける。後姿を撮ろうとしたら、たまたま気づかれて、Vサインをしてくれた。お茶目な方だった。

午後から研究室へ。下宿から研究室まで1時間以上かけて歩くのことがいつの間にか苦でなくなっている。先週食べておいしかったチキンバーガーを昼食に選ぶ。20時まで英語論文執筆に励む。土曜日に一応脱稿しているのだが、推敲しているうちに加筆しまくってしまい、分量がさらに膨らんだ。「4907 words(6月1日)→6581 words(6月20日)→6930 words(6月23日)」となった。

財布は結局戻らなかったが、生活のほうはほぼ元に戻った。あとは再発行クレカの到着を待つだけである。あの大騒ぎからまだ2日もたっていないことが信じられない。

晩酌に新しいビールが登場。少し苦味の強いタイプのALEだな。

やっと観た。いや、観れた。かれこれ2年近く前、2013年9月に買ったものなのに、日常に追われてずっと観る機会を逸してきた。シドニーに持参したのは正解。最初から最後まで一気に観ることができた。90分間、難易度最高度の演奏が繰り広げられた。もはや曲芸の域に達している。楽器をいじっているすべてのロックファン必見のライブだろう。