Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

麻婆豆腐(シドニー41日目)

今日の昼食


イギリス(エジンバラ)ほどではないが、シドニーも日本と比べると空気がかなり乾燥している。だから部屋干し(これが原則のようだ)でも洗濯物が乾く(しかし乾くスピードはエジンバラと比べるとかなり遅い)わけだが、その反面、乾燥のために体の調子を崩されることが多少なりともある。13年前、エジンバラで生活した時には、まず喉をやられた。痛いし、かすれてしまうし、本当に参った。常に水を持ち歩いて喉を潤していた。シドニーエジンバラほど乾燥していないせいか、今のところ喉はやられていないが、その代わりに右の肘がかさかさに乾燥してひび割れしてきた。ちょっと痛い。帰国までまだ3か月以上もあるので、放置するわけにもいかず、朝、Newtown駅前の薬局へ立ち寄り、保湿クリームを買う。

Newtown駅前は本当に便利だ。何でもそろっている。この便利さに慣れてしまうと、バス通勤には戻れないな。毎日歩いていると、下宿からNewtown駅までの上り坂約15分の道のりもあっと言う間だ。

昼間は例によって研究室で論文の執筆に専念する。今日は金曜日なので、途中でゼミ生とのスカイプが入った。昼食は昨日と同じくもう一つの学食からチキンとアボカドのラップサンドをtake awayしたが、ものすごくおいしかった。また食べたい。

HETSAの会長Alex Millmowさんから2015年度のmembershipのinvoiceがメールで届く。必要事項を記入して返送する。ついでに現在シドニーで在外研究中であることを書き添えた。そうしたら20分後には返信があった。Alexさんはいつも驚くほど返信が速い。学会の会長を務められるほどの方はやはり仕事のスピードが違うなぁ、と勝手に納得。

http://qq5qq.info/lILk 元官僚さんだったとは知らなかった。

マルサス研究の世界的権威であるJohn Pullen先生からメールがあり、近々面会できることになった。素直に嬉しい。先生のご自宅はシドニーにあるのだが、勤務先のUniversity of New EnglandがArmidale(シドニーの北方約500km)にあるため、学期中はArmidaleにお住まいで、学期が終了したのでご自宅へ戻って来られたのだ。

僕がオーストラリアを海外の研究拠点に定めた理由の一つ(と言うより最大の理由)は、この先生の存在があったから。能力のみならずお人柄も最高に素晴らしいお方で、2008年に知遇を得て以来、親しくおつきあいしていただいている。先生とお会いするのは、昨年3月の南山大での国際ワークショップ*1以来、1年3か月ぶりになる。故・川内康範に似ている。

https://www.une.edu.au/staff-profiles/business/jpullen

帰宅したら家主のGarethさん、Patyさんはそろって外出しており、キッチンを長時間占拠できる状態だったので、シドニーに来てから初めて本気で料理を作る気になった。かくして、いちばんの得意料理である麻婆豆腐が満を持して今宵の食卓に登場する。自分で言うのは憚られるが、かなりおいしく作れた。人様にお出しして恥ずかしくないレベル。具材は豆腐以外に豚ひき肉、椎茸、長葱、生姜。生姜が良いアクセントになっている。

右はスーパーの惣菜コーナーで買ってきたライス・サラダ。炊飯器がないので、お米はサラダになっているものを買って食べるようにしている。サラダは安く売られているので、財布に痛くない。小パックで4ドルだが、小パックと言ってもけっこうな量で、3〜4回に分けて食べられる。インディカ米が苦手な方にはすすめられないが、僕は全然大丈夫。