Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

旅行代理店へ(シドニー66日目)

今日の昼食


今日はまず、Newtown駅前の旅行代理店Flight Centreへ。マンチェスターへの出張が決まり、フライトを手配するためだ。オーストラリアの旅行代理店について何も知らないので、目に留まったお店にとりあえず入ってみた。

これが大当たり。担当スタッフは比較的若い女性の方だったが、とても親切で、快活で、仕事もてきぱきとしていた。細かい要求を即座に英語で説明するのはたいへんなので、必要事項、質問事項をあらかじめメモにまとめておいたのだが、これが非常に役立った。

シドニーからマンチェスターまではとても遠いので、できれば1回の乗り換えですませたかったが、そうなるとドバイやアブダビで乗り換えることになり、チケット代がかなり高くつくことがわかった。結局、スタッフの方が勧めてくれたルート(シドニーシンガポールヘルシンキマンチェスター)に決めた。2回乗り換える必要があるが、待ち時間が短く、効率的だ。2回のうち1回が使い慣れているシンガポールなのも心強い。フライト時間だけで24時間、シドニーの下宿からマンチェスターのホテルまでなら30時間くらいかかる見込みだ。長旅だが、仕方がない。

往路は8月31日の夕方にシドニーを発ち、マンチェスターには9月1日の早朝に到着する。復路は9月6日の夕方にマンチェスターを発ち、9月8日の早朝にシドニーへ戻ってくる。2日が報告なので、本当は出発日をもう1日早めて8月31日に到着し、9月1日を体力温存&報告準備に充てたかったが、その便はすでに満席でチケットが取れなかった。実は8月31日発の便ですら、最後の一席だった。危ないところだった。

そして、研究室へ。今日はおそらく僕がシドニーに来てからいちばん寒い日だと思う。Campusの景色もかなり陰気くさい。真冬である。

研究のほうは、Thomas Paineの論文"Agrarian Justice"をじっくり丁寧に読み進める。そして、マンチェスターのホテルを予約する。

マンチェスターで報告予定の論文のproofreadingについて、シドニー大学のWriting Hubに問い合わせメールを出したのだが(6月25日:http://sydney.edu.au/arts/writing_hub/index.shtml)、結局、なしのつぶて。専門の業者を利用することもできるが、研究費の枠を考えると、論文をジャーナルに投稿する直前の最終チェック段階でできるだけ利用したい。そこで、シドニー大スタッフのMichael Patonさんに拙稿のproofreadingを無理を承知でお願いしたところ、ありがたいことに、快く引き受けてくださった。もちろん、お礼はきちんとするつもり。彼といい、David Kimさんといい、Matthew経由で知り合ったシドニー大学のスタッフの方々の人脈にお世話になりっぱなしである。

昼食はFunky Chinaでチーズバーガーを注文する。今日はお腹が減っていたので、chipsもつけてみた。

夜になって、さらに冷え込んだ。僕は京都の寒さに慣れているのでぜんぜんたいしたことないように感じるのだが、家主のGarethは震えっぱなしで、「寒い」を連発していた。家の中でもジャンパーをはおって、フードまでかぶっていた。

雁屋哲シドニー子育て記』読了。