授業は5限目の「経済学ワークショップ1」のみ。例年初回の授業で半期のスケジュールを配る予定にしており、それを朝から作成していたのだが、何とも落ち着かない。と言うのも、兵庫県南部に暴風警報が発令されたからである。兵庫県南部に位置する関西学院大学は休講措置をとったが、わが本務校はそれが大阪府に発令されないと休講措置をとらない。初回の授業がある場合と休講の場合とでは授業スケジュールが変わってくる（一週間後ろへずれ込むのだが、他クラスとの合併授業が散発的に組まれているので、すべての回が自動的に後ろへずれ込むわけではない）。激しい雨が降り続いたが、結局大阪府に暴風警報は発令されず、授業は行われることになった。しかし、キャンパスツアーを実施できそうにないので、それは別日程に入れ換えた。新入生25名のクラスだったが、案の定、最後まで1名が教室に姿を見せなかった。おそらくクラスを間違えて別の教室で履修していたのであろう。来週から合流してくると思うが、せっかく初回に丁寧な授業ガイダンス（学舎・教室配置、4年間の学習の流れ、単位について、メールの書き方、等々）を行っても、このように聞いていない学生が後から混ざってしまうわけで、かといって、その学生一人のためだけに改めて何十分もかけてガイダンスをするわけにもいかず、まったくもって悩ましい。
結局、次週の分も含めて、授業の準備（＋5限の授業）だけで一日が終わってしまった。昨日もそうだが、いったん授業期間が始まってしまうと、本当に一日の時間経過が速く感じられる。
