今日はHR先生退職記念論文の締切日なのだが、まだ完成していないため、休日を返上して大学へ。とても暑い。研究室のエアコンの効きも悪い。
ひたすら(本当にひたすら!)執筆に励む。ここ数年で最高の集中力を発揮したように思う。昼食後は21時までコーヒー1杯飲んだだけで、トイレにも立たなかった。もちろん体に良いわけがないが。
やはり時間不足は否定できず、満足のゆく原稿には仕上がらなかったが、それを理由に提出しないわけにはいかないので、諦めて21時前に編集のW先生に原稿ファイルを送信する。ゲラを校正する段階で大幅な加筆修正は無理なので、ここから先は微修正しかできない。何とも歯がゆいが、4月から7月までの4か月間で授業の合間を縫って論文を3本書いたわけだから、時間不足は当然のことで、自分としてはベストを尽くした。これ以上の時間の捻出はどう頑張っても無理だ。原稿を落とさなかったことで良しと考えるしかない。
2012年10月に娘が生まれてからの4年弱の間に、3人の恩師の退職記念として論文を4本書き、3種類の科研費プロジェクトの絡みで論文を3本書き、マルサス学会大会のために論文を1本書き、国際学会・シンポジウムのために英語論文を3本を用意したわけである。そして、来月末締め切りの書評が1本(こちらはまだ手つかず)。さすがに、もう、ええやろ。これでは粗製濫造の誹りを免れない。今後、当分の間、新しい論文の執筆依頼は引き受けないつもり(実際、断り始めている)。それよりもいまだにアクセプトされない英語論文の改訂のほうを優先したい。