Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

経済学史学会全国大会@徳島文理大学(初日)

たっぷり眠って心身ともにかなり復活。この一週間は睡眠不足が続きふらふらの毎日だった。

会場校は元学部ゼミ生M本君が勤務する徳島文理大学。朝一の報告からフル参加。O君、F君、A君という若手三人の報告を聞いたが、僕の大学院ゼミを聴講に来ているO君のできがいちばん良いと感じたのは身びいきだろうか。

僕の報告は経済学方法論のセッション(3報告)のうちの1つ。フロアからの質問が他の2人の報告に集中してしまったのは少々残念だが、討論者のHさん&Nさんのコメントが素晴らしく、リプライを考えるなかで自分の思考がいっそうクリアになったことが大きな収穫だった。

大会懇親会でも大きな収穫があった。T中ゼミ後輩のMR君と研究&研究以外のことについて久々にじっくり話せた。子どもの年齢が近いので、話題に事欠かず、とても楽しい時間を過ごせた。バーク本の書評の執筆を非公式に打診したところ、前向きに考えてくれるようだ。Vint夫妻、ベテランNIMR先生、若手のOTK君とも話が弾んだ。

学会懇親会の後、方法論メンバーでセッションの慰労会。この学会のちょうど10年前の大会で、この共同研究グループで最初のセッションを組んだ(僕は討論者として参加)。あっと言う間の10年間だった。この共同研究に参加したことで、最初の単著をまとめることができたし、院生時代から20年以上の懸案だったケインズのバーク論についても論文としてまとめる(そして今日発表する)ことができた。