Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

来年度担当授業のシラバス作成

今年もこの日がやってきた。阪神大震災から24年。平和な朝がいつもにもましてありがたく思える。

11時から研究推進部の会議と思いきや、いざ会議室に行ってみると、別の会議をやっている。手帳を見直したのだが、時間も場所も間違っていない。いったいどないなってるねん・・・。実は今日の会議は去年のうちに来週木曜に変更されていたのだが、僕がそれを手帳に書き留めるのを忘れていたのだ。連絡メールが届いていたが、議題の変更のほうに気を取られて、日程の変更に気づかなかった。やはり昨年末はあまりにも忙しくて、こんな重要な情報ですら脳みそをスルーしてしまっていたのだな。大失態にならなくて良かった。

突如として時間ができたので、来週火曜締切の来年度担当授業のシラバス作成に集中的に取り組むことにした。今週金曜も来週月曜もかなり忙しいので、今日中に片付けられるのがベストだ。とりあえず、全科目の入力(下書き)を終わらせた。

「経済学説史1・2」は講義ストラクチャーを抜本的にリニューアルした。新たに担当する「経済学特別演習」は、学部の短期留学プログラムと連動した、英語をベースとした演習形式の授業である。この科目をこれまで担当した3名の教員はいずれも海外の大学で学位を取得されており、それに比べて僕は超ドメスティックな人生を歩んでできたし、会話のほうは40を過ぎてからの手習い(→遅咲き?)なので、来年度から本当に僕がこの科目の担当者でよいのか、いまだに自信がない。受講生が本気で取り組めば、半期の授業だけで僕の英会話力を簡単に超えてしまいそうな気がする。

正直なところ、シラバスの作成は、学生が全然読んでくれていないことがわかっているので、非常にむなしい作業である。義務・ルールということで嫌々やっている。もっと有意義な別の仕事に今日の半日以上の貴重な時間を使いたかった、というのが本音だ。

この種の仕事のために研究時間がどんどん削られていく。マルサス学会から書評の執筆を依頼されている(実は昨年12月末日が正規の締切)のだが、締切を延長してもらっても昨今の勤務状況では仕上げられそうにないので、今回はギブ・アップ。事務局のFさんに「次号回し」をお願いするメールを書いて送った。

1つの仕事を片付けているうちに、2つ仕事が増えている。だんだん首が回らなくなってきている。

【7734】 ダンベル2セット、スクワット1セット。