午前、18世紀学会では20年ぶりの研究報告「バーク美学思想の政治・経済思想的含意について」を行う。
先週経済学史学会@福岡大で行った研究報告とほぼ同じ内容だが、18世紀学会は人文学系の方々(特に文学、芸術学)を主力とする学会なので、頂戴する質問やコメントが経済学史学会とまったく異なる。今回の僕の研究報告は人文学系と社会科学系の両分野にまたがるすぐれて学際的なテーマを扱っているので、両分野の専門家から質問やコメントが欲しかったのだが、その目論見は見事に成功した。今後の改訂作業の指針が見えた。
(僕の研究報告を含む)自由論題4本、総会、共通論題(報告5本)にフル参加する。17時半に閉会。名古屋駅で夕食(味噌カツ定食)をとり、20時過ぎに京都の自宅へ帰る。
会場校の中部大学のキャンパスはたいへん美しく広々としており、キャンパス内を歩くだけでも気分が良かった。またいつか訪れてみたい。M内君の身内に突然ご不幸があり、彼が実家へ帰らねばならなくなったので、今宵に予定していた会食はキャンセルとなった。残念であった。