Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

英語演習はなかなか厳しい船出

2限、大学院。K君&O君出席。3・4限、大学院。K君&O君&F君出席。少し早めに終われたので、HETSA報告のプレゼン予行演習を学生3名に聞いてもらう。5限、英語演習。これで新学期の授業(今学期8コマ)が一巡した(第1週終了)。

http://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~nakazawa/2019lecture.html

今学期から新たに僕の指導学生になった台湾からの留学生K君にとって、院生O君&F君との初対面だったが、初対面なのが信じられないほど和気あいあいとした雰囲気。K君はコミュニケーション能力が高いな。日本語力の上達は目を見張るほど。

相当な時間と労力を注いで準備してきた英語演習――正式名称は「経済学特別演習(GoLD Program: Advanced) 」――がついにスタート。今日の時点での名簿上の受講生は15名だが、実際の出席者は11名。履修変更がまだギリギリ認められる期間なので、正式な受講生が最終的に何名になるのかはまだわからないが、おそらく12or13名だろうか。(これでTAが4名もつくとは何とも贅沢な授業環境である。)初回の今日は前半をガイダンス(日本語)に、後半をサンプル授業(日本語&英語;本来は英語オンリー)に充てる。正直なところ、なかなか厳しい船出であった。自由に何とでもコメントできるレベルの問いでも、英語ということで委縮したのか、受講生は思った以上に口を開いてくれない。ゼミ形式なので、僕がしゃべり倒すわけにもいかず、なかなかつらい。これは日本人特有のshynessですませられる問題ではないな。次回から英語オンリーの90分になるが、この調子では90分の半分の45分も持たないかもしれない。とにかく、受講生の発言が一言でも多く欲しい。*1

昨日と同じで、関大前駅のベンチに腰をおろしたとたんにドッと疲れが噴出した。とはいえ、この英語演習はこれまでになくやりがいのある科目であることは確か。他ならぬ教員自身の英語力ががこの上なく鍛えられる。

気が付けば、渡豪4日前。

【6020】

*1:学生の名誉のために補足しておくと、この授業の受講生の大半は、ほぼ間違いなく、他の一般的な関大生よりも学習意欲が高いです。3分の1が自分のゼミ生なのが、期待値がどうしても高くなってしまいます。