Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

仙台出張

第69回経済思想研究会(第4回ケインズ学会東北部会との共催)に参加するため東北大学へ出張する。仙台への出張には新幹線を利用するほうが多いが、今回は空の便を選択する。オフシーズンのためか、かなり安かったからだ。しかし、わが家から伊丹空港は遠い。朝7時12分出町柳発のエアポートリムジンに乗って出発し、JR仙台駅に到着したのが12時過ぎなので、所要時間は新幹線とさほど変わらない。*1

3本の研究報告を聞く。いずれも僕の研究テーマに直接関係する内容ではないが、朝から雑音をシャットアウトして研究モードの脳みそになっているので、報告に対する僕自身の感度が高く、どんどん新しいアイデアが浮かんで来る。特にこの6月に報告予定のマルサス論については、決定的に重要な気付きを得ることができた。

懇親会は「玄孫」というお店だったが、雰囲気も料理も素晴らしかった。仙台に来てこんなにもおいしい穴子(播州人のソウルフードの1つ)の天ぷらが食べられるとは驚きだ。仙台にはこれまで何度も出張しているのに、今回いちばん(おそらく初めて)驚いたのは、鍋料理の締めがうどんでもラーメンでもなくそばだったこと。関西ではありえないパターン。関西のそばは全然ダメで、関東の圧勝。うどんは逆。

http://www.sendai-oyaji.jp/yasyago/

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【10836】

*1:伊丹空港のリニューアルはむしろ改悪。保安検査場を過ぎてからの食事スペースが激減し、無意味に広くて殺風景なだけで、地方空港感が増した。食事をレストラン街に集約させたいようなのだが、メニューのバリエーションが乏しすぎる。朝ごはん抜きでリムジンバスに乗ったので、伊丹でしっかり食べるつもりだったが、食べたいものが何もない。結局売店の安いサンドイッチですませて、仙台駅でちゃんとしたものを食べることにした。伊丹があまりにしょぼいので、これからは神戸空港を意識的に使うことも増えるかもしれない。