2泊3日の仙台出張(日本イギリス哲学会全国大会)から帰ってきた。3度目の仙台はとても肌寒かった。24日の伊丹空港と仙台空港の気温差は何と14度!
会場の東北大学片平キャンパスは仙台市の中心部に立地。宿泊ホテルからも歩いて行けて便利だった。
経済学方法論フォーラムで長らくお世話になっているT腰先生がこのたび会長に就任され、その会長就任講演を拝聴できる大会ということで、「どうせなら自分の個人研究発表もエントリーしてしまえ!」という次第になったわけだが、その自分の研究発表は、バッチリとは言えないまでも、まずまずの出来栄え。フロアとの質疑応答も活発だったように思う。T中先生からもおほめの言葉を頂戴した。、
これまで論文を通してお名前しか存じ上げなかったF田さん(ヴィクトリア朝の進化思想)と短い時間ながら初めて直接お話しできたことも大きな収穫だった。
僕はいくつかの学会に所属しているが、バーク研究者が一堂に集えることが、このイギリス哲学会のいちばんの強みだ。開催校責任者でお忙しくしていたI塚さんとは十分に時間をとって話せなかったが、K島さん、T橋さん、K谷君といったバーク研究の同業者とたっぷり話すことができて嬉しかった。バークをテーマとする書物の企画も一気に進んだ。これが今回の出張の最大の収穫だったかもしれないな。
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