今日も例の討論者コメントの作成にかかりきり。18時までに仕上げて、西京極のプールに帰りに立ち寄りたかったが、さすがにそれは無理だった。20時過ぎに(一応)完成。明日・明後日と寝かせて、特に問題がなければ、明々後日に学会事務局へ送付する予定だ。
今回のコメントは日本18世紀学会から依頼されたものである。6月の大会がコロナの影響でオンライン開催となり、個人研究報告がオンデマンド動画で代替されたため、質疑応答を実体化させるため、代表質問者として登壇(?)することになった。この学会は文学・哲学・歴史・政治・経済といった様々な専門分野の研究者からなるインターディシプリナリーな学会で、今回は政治思想史を専門とする若手のコメントを担当することになった。やや畑違いであることに加えて、プレッシャーもあり(「nakcazawaさんのコメント、しょぼいねor勘違いしてるね」などと思われなくない)、なかなかコメントが思い浮かばなかった。書評1本の執筆をはるかに上回る労力を要する(関連文献を相当量読んだ)なかなか大変な仕事だったが、コメントすべき研究報告の内容が野心的かつすぐれたものだったので、学問的に充実した時間を過ごさせてもらった。
【7645】