Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

19期生卒業論文報告会

19期生卒業論文報告会を開催した。

前回(18期生)はコロナ禍を考慮して、参加者を学生(4回生=18期生、3回生=19期生)に限定し、4回生のご家族には報告会を動画撮影したものを後日オンデマンド配信することで代替した。今回はコロナ禍がいくぶん沈静化したことを受けて、2年ぶりの対面開催を意気込んで準備していたが、ここ数日の新型コロナ感染者の急増(第6波?)により、直前になって雲行きが怪しくなってきた。どうするべきか? 悩みに悩んだが、結局、報告会本体は(感染防止対策の徹底を強く意識しつつ)対面開催とする代わりに、終了後の打ち上げのほうは残念ながら中止(弁当で代替)とした。*1

「対面開催」と上に書いたが、4回生のご家族に案内状を送付したものの、OB/OGへの案内は控えた。会場は例年よりもかなり広い教室を準備した。換気も徹底した。ひとえに密を避けるためである。19期生は16名だが、TKGS君が急な発熱で欠席となり、僕が代理でプレゼンターを務めた。それを含めた11本の卒論プレゼンに対して、昨年と同様に20期生18名がコメント・質問するという形式をとった。19期生のご家族の参加は(おそらく)6組で、それにOB(3期生)1名を加えると、総参加者数は50名弱くらいだっただろうか。

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19期生の卒論のクオリティは、総じて、例年と比べてかなり高かったように思う。「検索する」「調べる」よりも「考える」「こだわる」ことのほうを重視してくれた学生が多かったためであろう。振り返ってみれば、16名中女子が2名だけ(過去最少)というかつてない状況で先行き不安なスタートを切り、しかもコロナ禍のために合宿や合同ゼミも実施できず、不自由きわまりない環境でのゼミ活動を強いられ続けたわけだが、それでも毎回の授業が楽しみでならない学年だった。ひとえにそれはゼミ生の思考が柔軟性に満ちており、巨大な知的刺激を僕に与え続けてくれたためである。Zoomでの遠隔授業を余儀なくされた時でも、彼らのプレゼンは常に創意工夫に富んでいた。卒業論文の内容も、ゼミでの学びの内容を可能なかぎり反映させようと、創意工夫に富むものばかりであった。人間的に本当に面白いメンバーばかりであった。20期生のコメント・質問もクオリティが高かった。やっつけ仕事ではなかった。真剣勝負な質疑応答もあり、場が引き締まった。19期生と20期生の合同作業のおかげで、19期生卒論報告会は大成功をおさめることができた、と自信をもって言える。

今日で19期生としての活動は終了し、後は卒業式を残すのみである。もっと多くの時間を彼らとともにしたかった。その意味では不完全燃焼である。誤解を招きかねないことを承知であえて書くが、僕は19期生が本当に大好きだったので、もっとたくさん活動して、完全燃焼したかった。悔いがないと言えば嘘になるが、その埋め合わせの機会は卒業後の彼らとのつきあいのために取っておきたいと思う。

最後に、「卒論は受かった(単位修得)けど、講義科目のほうで単位が足りなくて、留年することになった」ということだけはご勘弁願いたい。

【9352】

*1:19期生は20期生選抜の面接官を務めてくれたものの、長引くコロナ禍のために交流する機会がなく、今日の打ち上げが唯一の公式な交流の機会であったが、またしてもコロナに阻まれた。本当に残念である。