Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

さすが4回生としての力量

多忙な一日。

午前は(顧問を務めている)軽音楽部の部長との面談後、入試関連業務。午後は20期ゼミ(3限目)、授業準備(4限)、ワークショップ(5限)、出欠・課題管理などの残務(20時まで)。

4回生(20期生)のゼミでは、学生が徐々に戻りつつある。今日は履修者15名中、教室での参加が7名、オンラインでの参加が3名。プレゼン担当者のゼミ長MNTMT君は90分の卒論構想発表を自分一人で取り仕切り、やや冗長ではあったものの(ゼミ生間でのディスカッションの時間が残らなかったw)、4回生としての高い力量を見せつけてくれた。さすがにこれは2・3回生では無理。

ワークショップは今日から担任者の裁量による標準メニューへ移行。受講生自身の口や手を動かしてもらい、グループワークを主体とする。今年の1回生に関してやや気がかりなのは、作業工程に関する教員からの指示を(うっかりであれ、半ば意図的であれ)正確に聴けていない学生が例年と比べてかなり多いことである。*1その日の作業の成果をLMSでなくメールで送るようにと指示しても、LMSで送ってきたり、A4の用紙を渡して「これでメモをとるように(後で提出してもらう)」と指示しても、自前のB5ノートにメモをとったり、なかなか日本語が通じないのである。正直、どうすれば正しく理解して実行に移してくれるのか、よくわからない。複雑な指示はいっさい出していないし、そもそもその日にやってもらう作業の工程はすべてネット上のクラスページに事前にアップしているので、わからない時はそれを確認すればすむのに、なぜか自分で勝手に判断して指示されていないやり方でやってくれるのである。教員としてはそういう所作にには減点するだけの話で、特に困るわけではないはずなのだが、彼らがそんな感じでこれから4年間の大学生活を送るかと想像すると、「そんなんで困るのは君ら自身やろう・・・」とつい心配になってしまうのである。

通勤時の『標準ロシア語入門』の復習(2巡目)は173ページまで(全227ページ)。帰宅後、内田健介さんのロシア語文法講座の動画(YouTube)の視聴も。

【9538】

*1:実は欠席者も例年と比べてかなり多い。