Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ゼミ22期生15名の顔ぶれが(おそらく)決定

大学へ。11時から17時半までを22期生選考面接(二次募集)に費やす。一次募集の時と同様に21期生に面接官を務めてもらい、合否判定も行ってもらう。

応募者17名のうち8名が合格となり*1、一次募集合格者7名と合わせて、22期生15名(男子10名、女子5名)の顔ぶれがおそらく決まった。ここで「おそらく」と書いたのは、今年のゼミの定員が16名だからである。定員を厳格に守るならば、残り1名について三次募集を行わねばならないのだが、定員よりも多く合格者を出しているゼミがいくつもある関係で、二次募集終了後に定員の調整が行われて、定員が16名から13-15名くらいまで下がる可能性がきわめて高い。そうなれば三次募集はない。それが判明するのは12月2日(金)である。

7人目までは比較的すんなり決まったが、8-9人目の合格者を出すかどうかで、21期生と30分以上議論した。21期生の最終判断で、8人目は出すが、9人目は出さないことになった。*2

新ゼミ生選考面接の対面実施は19期生以来3年ぶりになる。*33回生はここで面接官の立場を体験することで、就活の際に面接官から厳しい質問を受けても、その質問の真意を理解しやすくなり、メンタル的に強くなる。また、うわべだけの中身のない返答をしても評価を下げるだけであることも学ぶ。評価者としての視点を身に着けることができるわけだ。そういう意味で、新ゼミ生選考面接は、座禅会や卒論報告会などと並んで、nakcazawaゼミの重要な伝統行事の1つと言ってもよい。

なお、今回は一次・二次合わせて35名の応募者を集めたが、記録が残っている6期生以降では過去最多タイ記録である。今年で千里山に奉職して25年。ゼミの指導教員と言っても、1期生の頃は年の離れたお兄さん的なポジションだったが、今では学生たちのご父母よりも年長で、もはや親しみを感じてもらえるポジションにはない。どこにでもいる中年のオッサンである。それでも以前と変わらず多くの学生たちがnakcazawaゼミを志望してくれるのは、本当に幸せなことである。

  • 22期生(2021年入学):一次7/18、二次8/17→合計15/35(男子10、女子5)*4
  • 21期生(2020年入学):一次8/13、二次7/13→合計15/26(男子9、女子6)
  • 20期生(2019年入学):一次9/14、二次9/10→合計18/24(男子10、女子8)
  • 19期生(2018年入学):一次4/5、二次12/16→合計16/21(男子14、女子2)
  • 18期生(2017年入学):一次10/18、二次7/10→合計17/28(男子8、女子9)
  • 17期生(2016年入学):一次10/15、二次7/12→合計17/27(男子13、女子4)
  • 16期生(2015年入学):一次8/14、二次9/14→合計17/28(男子10、女子7)
  • 15期生(2014年入学):一次11/14、二次6/10→合計17/24(男子8、女子9)
  • 14期生(2013年入学):一次11/22、二次5/9→合計16/31(男子11、女子5)
  • 13期生(2012年入学):一次9/17、二次7/12→合計16/29(男子9、女子7)
  • 12期生(2011年入学):一次8/10、二次7/14→合計15/24(男子9、女子6)
  • 11期生(2010年入学):一次10/11、二次4/7→合計14/18(男子9、女子5)
  • 10期生(2009年入学):一次8/12、二次2/3→合計10/15(男子4、女子6)
  • 9期生(2008年入学):一次7/10、二次3/4→合計10/14(男子6、女子4)
  • 8期生(2007年入学):一次6/12、二次6/6→合計12/18(男子7、女子5名)
  • 7期生(2006年入学):一次11/23、二次6/12→合計17/35(男子7、女子10)
  • 6期生(2005年入学):一次14/18、二次4/7→合計18/25(男子9、女子9)
  • 5期生(2004年入学):15(男子9、女子6) ※選考記録なし(おそらく二次募集まで)
  • 4期生(2003年入学):14(男子10、女子4) ※選考記録なし(おそらく三次募集まで)
  • 3期生(2002年入学):15(男子8、女子7) ※選考記録なし(おそらく三次募集まで)
  • 2期生(2001年入学):20(男子12、女子8) ※選考記録なし(おそらく三次募集まで)
  • 1期生(1998年入学):一次21/31(男子10、女子11) ※一次募集で終了

もう1つうれしいのは、22期生においても、1年半前に僕が担当した1回生向けの入門演習科目「経済学ワークショップ1」のクラスの学生が、nakcazawaゼミを志望し、合格してくれたことである。最近数年間は担当クラスからゼミ生が必ず輩出されてきた。11期MYZKくん、13期ABさん&MNくん、15期YNさん&YKTさん、17期ASNMくん&SKUCさん、18期KBSさん&TBTさん、19期KMTくん、20期SSOKくん&SMZくん&SZKさん、21期KWBTさん、そして22期はMCKWくんである。*5この事実は毎年「経済学ワークショップ1」を担当するうえでの励みになっている。

【8444】

*1:一次不合格で二次で再チャレンジしてきた5名のうち4名を不合格にするなど、21期生は僕にはとてもできないかなり大胆で厳しい判定を下した。僕は二次でもう1名合格者を増やす案を提示したが、21期生に却下された(苦笑)。

*2:一次不合格から二次応募までの数日間において「油断」「省力化」「手抜き」の目立った人が不合格になったように思う。ここぞという時(まさに今のような!)に「必死さ」「勢い」を示せない人は、ゼミに入ってもそんなに頑張ってくれないだろう、と判断されたのだろう。

*3:20・21期生の選考面接はオンラインでの実施。

*4:最終的に16/35(男子10、女子6) 12月1日追記

*5:12・14・16期生は国内研修・在外研究などのためにワークショップ1を担当せず。