Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

今年度の授業を終える

睡眠欲求に敗北し、大学には午後から。3限、顧問を務めている劇団の学生と面会。HETSAのMatthew SmithさんとDavid Gilchristさんにメールを書く。4・5限、大学院。修論口頭試問の練習(第一弾)。今日で今年度の授業はすべて終えたことになる。(ただし、2月13日に口頭試問の練習第二弾を行う予定。)

高橋幸宏追悼関連のニュースが連日届けられる。今日ようやく細野晴臣が追悼の言葉を発表した。「彼が海外のミュージシャンに与えた影響の大きさを今更ながら知り、高橋幸宏は実は大スターだと判明した」。グレー一色で悲しみをいち早く表明した坂本龍一とは対照的な、「さすがリーダー」と唸らせるユーモアに富んだ言葉による追悼に心が震えた。*1

1980年のYMO。彼らの代表曲「テクノポリス」「ライディーン」。後者の作曲が幸宏で、かつ、(ヴォーカル入りの曲に関しては)彼がリードヴォーカリストも兼任していたことは、ドラマーの「縁の下の力持ち」的なイメージを全面的に覆したように思う。

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奇遇にも幸宏の一か月前に亡くなった笠浩二も、幸宏に劣らずドラマーの世間的イメージの刷新に大きく貢献したように思う。アイドル的人気が先行していたが、CCBは高度な演奏力を誇る実力派バンド。再評価が望まれる。

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あと、「叩き語り」と言えば、この方もぜひ加えておきたい。1982年。かっこいい。これからまだまだ活躍して欲しいなぁ。

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*1:加えて、Yahoo!ニュースでたまたま目に留まったコメントが、これに劣らずまたすごかった。「テクノとは高橋幸宏がドラムを叩くことであった」。