プレッソインの朝食(ビュッフェ形式)は、他のビジネスホテルの朝食と比ると、シンプルながらも、個人的にかなり好きなほうだが、去年7月、山形からの帰りに大手町のプレッソインに泊まった時は、朝食時にも感染拡大防止のためのさまざまな制約がまだかなり強かった。それがなくなり、リラックス感の増した中で朝食をとれるのは、本当にうれしい。
先月の青森(弘前)出張時、同じホテルに南米系と思しき外国人宿泊客が多くて驚いたが、今回も同じホテルに中東系と思しき外国人宿泊客が多かった。その影響かどうかわからないが、朝食のメニューにビーフやポークはないのにチキンはあり、大きな存在感を放っていた。
今日は14時から17時まで経済学史学会幹事会。どこからオンラインで参加するにしても、ホテルのチェックアウト時刻が10時なので、14時まで時間を潰さねばならない。そこで日曜の朝から営業している銭湯を探したところ、ここを見つけた。「ふくの湯」(文京区)*1。
スーパー銭湯ではないので500円で入浴できる。中もこぎれいでよく手入れされている。実にいい湯であった。実際、かなり繁盛していた。西日暮里駅まで歩いて、そこから横浜の関内へ移動。上野東京ラインは実に速い。関内駅前のカフェ・ヴェローチェから幹事会にオンライン参加。途中、発言を求められた際、場所が場所だけにさすがにドキッとした。店がけっこう混雑していたので。予定通り17時前に閉会。
その後、桜木町へ移動して、同業の若手で横浜在住のOZWさんと会う。今回横浜に立ち寄ったのは彼と会うためである。コロナ禍でリアルで会えなかった間に、彼との共著論文“Milton’s Paradise Lost and Malthus’s An Essay on the Principle of Population: A Neglected Intertextuality"がHistory of Economics Review誌(Volume 80, Number 1, December 2021, pp.74-84)に採択・掲載されたり、OZWさん自身が経済学史学会の若手賞を受賞したり(2022年5月)、おめでたいことが続いていたが、祝いの機会をなかなか設けられずにいた。3月の国際ワークショップ@立教で久々にリアル対面したものの、スケジュールがタイトすぎて、二人きりになれる時間がなかった。このたびようやく私的な祝賀会を開催できる運びとなったわけである。
OZWさんおすすめのこの馬肉料理店「はあと」*2で舌鼓を打つ。出される料理のすべてがおいしい。大満足。今後の研究計画も公刊。ネタはあるので、いつかまた近い将来、一緒に論文が書けたらいいな。
新横浜駅21時39分発の(最終1本前の)のぞみに乗り(OZWさんには新横浜までお見送りいただいた)、日付が変わる直前に京都の自宅へ到着。充実した2日間の出張を終えた。ただ、かなり疲れてしまったことも確かなので、担当授業のない明日は体を休めるべく代休日とにするつもり。
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