毎年6月の恒例行事、龍谷大KMNゼミとの合同ゼミ「関龍戦」を開催した。今年は関大ホームの順番なので、関大千里山キャンパスが会場である。コロナ禍による中断が2回あり、一昨年に関大ホームで再開したが、その時はまだコロナ禍が完全に収束しておらず、合同ゼミ本体のみ(懇親会なし)での開催であった。今回は懇親会ありのフルスケール開催である。
- 2023年:https://nakcazawa.hatenablog.com/entry/20230618/1687094814
- 2022年:https://nakcazawa.hatenablog.com/entry/20220618/1655478000
- 2021年:コロナ禍のため不開催
- 2020年:コロナ禍のため不開催
- 2019年:https://nakcazawa.hatenablog.com/entry/20190623/1561215600
- 2018年:https://nakcazawa.hatenablog.com/entry/20180623/p1
両大学合わせて約70名の学生が集った。龍大院生2名、関大院生1名に、審査・コメント役をお願いした。
過去の関龍戦と同様に、土曜日の午後(13時~)を使って、各大学が研究発表を3本ずつと、ビブリオバトルプレゼンを5本ずつ披露した。関大側の研究発表は次の3本。
- 23期生(3回生)ARIくん・FKIくん・MRTくんによるプレゼン「優しさは利己心?」:
- 22期生(4回生)YMSTさん・YKYMさんによるプレゼン「再活用と課題解決」:
- 22期生OHNくんによるプレゼン「人材紹介ビジネスの今後」:
プレゼン終了後の質疑応答は例年と比べるとやや盛り上がりに欠けた感はあったが(良い質問・コメントを思いつくのが難しかったか?)、プレゼン本体は3本ともとても良かった。3本とも自分自身の生き方と関連づけた作り(←僕好み!)になっており感心したが、見知らぬオーディエンスの存在によって良い意味で緊張感が増し、ゼミの時間での練習よりもわかりやすくてアピール力の高いプレゼンに仕上がっていた。
- 23期OKMTくんによるプレゼン「ジョセフ・シュガーマン『マーケティング30の法則』」はビブリオバトル部門で最優秀賞を獲得した:
初めての試みとして、学食を貸し切って懇親会(食事のみケータリングサービス、アルコールなし)を開催した。(1)会費を安くできて学生の財布にやさしい、(2)懇親会会場への移動のロスタイムが生じず、合同ゼミ本体終了後すぐに開始できるので、終了時刻も早められる(自宅が遠方の学生も安心)、(3)アルハラ事故の予防、等々の多くのメリットを感じられたため、学食での懇親会とした。後片付け&原状復帰も自分たちで。1人1000円という格安の会費で開催できて、まずまず盛り上がったので、正解だったのではないか。*1
ここでいったん解散。教員2名と院生3名は南方へ移動して、こちらのお店でお疲れさま会を。
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2月に発症した突発性難聴がなかなか治癒せず、体調がずっと低空飛行だったため、本当に開催校ホストが務まるのか、一時は本当に不安であった。無事に開催できて、とにかく安堵した。京都の自宅には、日付の変わった12時半前に帰宅。実に長い1日であったが、心地よい疲れを感じた。やはりこの種のイベント(他流試合)はゼミ生の成長にとって欠かせないな。特にOHNくんのプレゼンは「入魂」と言ってもよく、その場にいた多くの学生が惹き込まれていたことが伝わってきて、僕自身も彼の大いなる成長に感銘を受けた。
果たして来年も関龍戦は開催できる(来年が最後)かな? それとも今日が最後の関龍戦になってしまったのだろうか?
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*1:学食スペースを借りるための事務的な手続きが(前例がなかった関係で)けっこう煩雑で、その点は閉口したが。