Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

日本18世紀学会第46回大会@大阪大学豊中キャンパス(第2日)

朝一の自由論題報告(ゴドウィン)が今回の学会参加のいちばんの目当てだったので、当然ながら朝一から参加。報告者のFJYMさんは院生ながら難しい研究対象に果敢に挑んでおり、たいへん好感が持てた。それに続くウルストンクラフト報告も院生によるものだが、これも興味深く聴いた。午後の自由論題報告は、2002年度の在外研究(エディンバラ)をともに過ごした旧友MTZNさんによるローダデール報告。関連情報を提供するとともに、旧交を温める。フランス革命に関する共通論題は、すでにかなり疲れていたうえに、進行が遅くフロアとの質疑応答の時間がほとんど見込めなかったため、前半が終わった時点(15時半)で中座し、帰路についた。おかげで17時半に京都に自宅へ戻ることができ、家族と一緒に夕食をとることもできた。

全体として、プログラムのたいへん充実した大会であった。活きのいい若手が多く、彼らの活躍が目立った。また、生前TNK先生と交流の深かった諸先生方と懇親会でお話しすることができ、(公式な情報としてまだオープンにしていないが)「偲ぶ会」の開催について内々に伝えることもできた。とても有益な2日間を過ごせたように思う。

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