十分な睡眠をとって万全の体調で学会に参加したかったのに、計算が狂った。昨夜は10時半に就寝したが、なぜか3時半に目覚めてしまい、それから二度寝できなくなった。やはり出費を削って安宿にしたのがいけなかったのか、部屋が古くて狭いので、とにかく落ち着かない。朝食もまずかった。このホテルに泊まることは二度とないだろう。
日本ヴィクトリア朝文化研究学会全国大会@近大へ。近大の場所はけっこう辺鄙(とにかく最寄駅からが遠い)で、阿波座からでも1時間以上かかった。第2報告から参加する。関大の院生が発表者だとプログラムに書いてあったものだから、論題は僕の専門からかなり遠かったが、応援に行ってあげようと思って聴きに行ったら、プログラムはタイプミスで、実は関学の院生だったという落ち。第3報告が本日のお目当て、トマス・ハーディの『日陰者ジュード』。これは期待通り。進化論やオーストラリア史とも絡み、たいへん面白かった。さっそくamazonで『日陰者ジュード』の邦訳を注文する。
もともと知人の会員が数名しかいない超away学会だが、今日は本当に知人が誰も参加しておらず、交流を広げられる見込みがなかった。しかも、睡眠が十分でなくて万全の体調からほど遠く、午後のプログラムが僕の関心をほとんど惹かなかったので、午後は不参加とした。この時点で、今日の夜に大阪に宿泊する必要性はほとんどなくなったが、今さらホテルをキャンセルできないので、時間を有効利用することに。天六でマッサージを受けてから、南方のホテルにチェックインし、2時間ほど仮眠をとる。これでかなり復活。こちらのホテルは当たり。18時半から21時半まで、たまりにたまった校務・学会関係メールを一気に処理する。嫌な仕事だが、やらないわけにはいかない。特に最近は、いただいたメールへの返信が遅れ気味で、方々に迷惑をかけてしまっている。
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