春の恒例のゼミ行事である座禅会を開催した。nakcazawaゼミとしては記念すべき通算20回目*1、23期生にとっては最初のゼミ活動にあたる。TNさんとNSDくんが幹事を買って出てくれたので、二人のご厚意に甘えて、日程調整やお寺&体験学習の選択など、何から何までほとんどすべてをお任せした。残念ながら16名全員が参加できる日程が見つからなかったようで、全16名のうち1名が欠けて15名の参加となった。座禅は9期生以来14年ぶりに建仁寺両足院でご指導いただくことになった。
「晴れ男」健在。昨日の雨はすっかり消え去った。10時に建仁寺両足院前に集合。遅刻者なし。優秀だ。座禅を指導してくださったのはまだ30代の若い僧侶(品部東晟さん)であったが、説法のクオリティが尋常なく高い。座禅の奥深さをはじめ、とても多くの「気づき」を与えていただき、心の底から感服した。道場の眼前に広がる日本庭園の美しさも格別で、過去20回で最高級の座禅体験となった。
四条河原町の「ミュンヘン」で昼食。15時半開始の体験学習まで2時間以上もあったので、時間潰しを兼ねて、安井金毘羅宮に立ち寄ってから、清水寺方面(二年坂、三年坂)へ。だが、観光シーズン真っ只中であることに加えて、円安による外国人観光客の急増で、信じがたいレベルの大混雑に遭遇してしまった。のろのろ歩きしかできず、清水寺の門前にたどり着いた時にはすでに参拝の時間は残ってなかった。もっとも、ゼミ生たちにとっては参拝よりもソフトクリームの優先順位のほうが高かったようで、no problemであったが。
15時半から「日本文化体験 庵an京都」@烏丸五条で練り切り和菓子作り体験。参加者はわれわれを含めて30~40名くらいいたように思うが、少なくとも半分は外国人観光客で、ここでもインバウンド需要の炸裂を実感することになった。インストラクターの説明も英語と日本語が交互で、これはこれで面白い。英語で仕事をすることを23期生がイメージしやすい環境だったように思う。
kyoto.nipponbunkan.com
左はサンプル、右は僕が作ったもの。桜とタンポポがモチーフの和菓子なのだが、う~ん・・・(嘆)。
17時に予定されていたすべてのスケジュールを終え、現地解散。和歌山・加古川在住のゼミ生もおり、彼らにとっては往きも帰りも相当な長旅になってしまうが、ゼミ行事でなければわざわざ京都まで来て座禅を体験をする機会もないだろう。「楽習」してもらえたことを願うばかりである。
とにかく、無事に終わって何より。これがいちばん大事。切り盛りしてくれた幹事とゼミ長に最高の感謝!
おまけ:20年前、2004年3月1日に実施した第1回座禅会の写真。座禅体験を終えた後に訪れた、清水寺の舞台の上で写したもの。55-20=35歳でした。
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