Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ゼミが充実

3限「3回生(4期生)ゼミ」、4・5限「4回生(3期生)ゼミ」、7限「経済学説史」。遅まきながら4期ゼミ、3期ゼミは今日が本格始動日。どちらもなかなか充実した内容だった。

4期ゼミは「ターミナルケア」がテーマ。報告者のN田君とM井君は、準備が入念で、フロアのゼミ生をどういう方向に導くかについても迷いがなかった。フロアからの意見も活発だった。2回生後期、3回生前期とは見違えるようなゼミだった。もちろん上には上があり、これで満足しているわけではないけれども、4期生としてのスタイルを模索し続けた1年間の苦労がようやく報われつつある気がした。泣いても笑っても普通のスタイルでゼミができるのはあと数回。一回一回を大切にして欲しいと思う。

3期ゼミは卒論の中間報告。報告者はK藤さんとM山君。M山君は事前にペーパーをメールしてくれていたので、僕は改善コメントを用意していたのだが、フロアのゼミ生のほうが僕よりずっと深く読み込んでいて、そのぶん改善コメントも厳しいものだった。「M山君の子育て論は本質的に家父長制的」という指摘にはびっくり。言われてみれば、確かにそうなのだが、はっきり言うねぇ。発見の多い充実した時間を過ごすことができた。