Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

「書評」から「研究ノート」へ

雨天。冬が戻ってきたかのような肌寒い一日。寝ている時にお腹を冷やしたわけでもないのに(家を出る前は何ともなかった)、通勤(往路)の電車の中でまたしても突然の腹痛に襲われる。千里山大到着まで何とか我慢する。再発すれば、またしても一日を棒に振りそうな嫌な予感。

しかし腹痛はそれっきり収まってしまった。かなり高い集中力で仕事に取り組めた。書評のつもりで書き始めた原稿が研究ノートの分量にまで発展してきた。今日現在、八合目から九合目といったところで、脱稿まであと少しだ。早くこの仕事から解放されたい。同じ本(『かの高貴なる政治の科学』)を一ヶ月以上もひたすら読み返しているので、さすがに飽きてきた。別の本を読みたいという願望が日増しに高まってきている。とはいえ、飽きるほどに読み返しているのに、いまだに理解不十分な箇所がけっこう残ってしまっているのが情けない。

研究に集中できる今の環境は研修員制度のおかげだが、「面会は原則として(自主ゼミを行なう)火・水だけにしたい。月・木・金は研究に専念させて欲しい」という僕の勝手な都合をゼミ生が(今のところ)尊重してくれているのも大きい。