今日はおけいはん研究会での報告。会場校は前回と同じく深草駅前大学。この大学ならNOVAと駅前留学で張り合えるな。それほどの好立地。
報告題目は「バークとマルサスにおける階層秩序と経済循環」。昨年12月の日本イギリス哲学会関西部会での報告と同タイトルだが、その時にフロアのオーディエンスからいただいたコメントをもとにかなりの量の改訂を施して今日を迎えた。ところが、今日の報告に対して賜ったコメントは昨年12月とはほぼ真逆。討論者のI藤さんから突っ込まれた箇所の大半は改訂箇所。「以前のままのほうが論文として座りがいい」との意見も多かった。人の好みは千差万別とはいえ、これだけ対照的なコメントをいただくと、どちらに従うべきかを選択しなければならない。
この世界に入って14年。プロになって9年。いまだに論文を書くことは本当に難しいと痛感した一日。あと2年で不惑なのに、正直なところ、迷いまくりである。
実は「不評」部分の多くは懇親会で知った。アルコールが入ってようやく本音をしゃべってくれる人が多いので、懇親会には単なるおつきあい以上の意味がある。懇親会のアルコールが残っているので、筋トレは休み。
