Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

国内研修が実質的に終了

形式上は9月30日まで研修期間なのだが、明日は新ゼミ(6期)生に集合をかけており、夜は彼らとの(単独では)初めての飲み会。明後日・明々後日は東京出張。したがって研究に専念できるのは今日が最後である。

15時くらいまで「存在の連鎖」論文の改訂作業に勤しむ。10月21日の発表(社会思想史学会)まで残り3週間。授業も執行部の仕事も入ってくるので、これ以上抜本的な改訂を施すのは時間的に不可能だろう。これから先は微調整でよしとしなければならない。

半年間の研修期間を振り返ると、自分としてはかなり禁欲的に研究に取り組んだつもりなのだが、そのわりには「存在の連鎖」論文の大改訂、事典項目、英書の書評の三点くらいしか具体的成果があがらず、さすがに寂しい。盆休みまで返上して頑張ったのになぁ。でもこれが今の自分の実力なのだから仕方がない。「研究に集中できる環境さえ整えば、博士論文くらい仕上げられるはず」と呑気に構えていたが、僕の脳みそのようにメモリ容量が小さいと、3,4時間ほど集中して考えるだけでフリーズしてしまう。せっかくまる一日考え続けられる環境が与えられているにもかかわらず! 結局、博士論文の最終章に置く予定の「存在の連鎖」論文だけに研修期間の大半を費やしてしまった。過去に発表した論文との内容上のつながりを意識しながら文章を練ったので、予想以上に時間がかかってしまった。とことん納得のゆくまで考えることができるということは、同時にそれだけ煮詰まってしまう危険性も高まるのかもしれない。一長一短だ。「校務が忙しすぎて持続的に考える時間がない」という愚痴はもうやめようと思う。隙間の時間を工夫してコツコツ積み上げていくしかない。

15時以降は授業準備を含めた雑務をいろいろと。特殊講義6で配布するプリントの作成をおもむろに開始する。書籍代支払い伝票についてY書店と連絡をとり、注文していた本を生協書籍店まで引き取りに行く。今年1月に急逝された元同僚I先生への追悼文(経済学会報に掲載予定)を執筆する。

さあて、いよいよ明日から授業モードである。うまく切り替わってくれるかな?

蛇足。今年のタイガースの粘り腰はすごいね。

寝る前の10分間筋トレ→◎(ダンベル3セット) BGMはこれ。