Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

1年次生配当「経済学(日本経済入門)」の採点結果

僕が担当したB2クラスの問題・解答・採点結果はこちら

成績評価にあたっては、2段階の救済措置を講じた。

(1) 「正答率20%を0点に基準化して計算する」*1と試験前に予告し、問題文にもそう記載したが、それでは合格率が低くなりすぎるため、素点をそのまま得点とした。

(2) 素点が55〜59点の者が17名いたが、提出してもらった授業アンケートを参考にして、4名を60点に引き上げた。*2

この講義は学籍番号をもとに4クラスに分割され、4人の教員によって担当されたが、クラスによって合格率に大きな差が出ないよう、担当者間で協議・調整を行った。したがって、単位認定に関するかぎり、在籍クラスによる有利・不利はほとんどないはずだ。

月曜1限の授業なのに毎回欠かさず出席してくれて、それなのに救済対象の55点にすら遠く及ばなかった学生が少なからずいたことが、僕個人としてはとても残念だ。

*1: (5x−100)÷4 が換算式となる。この場合、素点で68点以上が合格。

*2:素点が54点以下の人への救済措置は行わない。