Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

LOUDNESS@心斎橋クラブクアトロ

開演直前@心斎橋クラブクアトロ


最高の夜。

樋口宗孝(ds)の緊急入院により、急遽「手数王」の異名を持つ菅沼孝三を代役に立てての「METAL MAD」ツアー。多忙な菅沼がリハーサルに合流できたのは4月16日。6日後の22日には東京で本番。25日名古屋。そして今日26日大阪。

さすが百戦錬磨のツワモノ達。リハーサル不足など微塵も感じさせない完璧なステージングだった。

二井原実のヴォーカルは絶好調。ほんまに格好いい。日本最高のロック・ヴォーカリスト。菅沼のドラミングの影響なのか、「Exulation」「S.D.I」「In The Mirror」といった元々速い曲がさらに高速化。速くて重いLOUDESSの真骨頂を見せつけられる。音響バランスも良かった。立ち位置も少し小高いまずまずの場所が確保できた。すべての意味において、去年のライブ*1と比べて、格段に良かった。最高。大満足。

ライブ終了後、満員のオーディエンスを背景に、メンバーが樋口の一日も早い回復を祈願する記念写真を撮影するというサプライズもあった。樋口のベッドまで届けられるらしい。僕も写真の片隅に米粒のように写っている・・・はず。素晴らしい一夜の記念としてTシャツまで買ってしまった。

観客は20年前の高校生・大学生と思しき方々が中心。オールスタンディングで、しかも始終ヘッドバンギング。明日の朝目覚めたら、身体が大変なことになっている人が多いだろう。実は僕も自分の身体を心配している。けれども仕事での疲労とはまったく質が違う。幸せな疲労だな。

道頓堀まで足を伸ばし、有名なラーメン屋「神座」で晩御飯。道頓堀に来るのは本当に久しぶり。大阪のシンボル「くいだおれ」がなくなってしまうのは、さすがにさびしいね。


帰宅しても、まだ耳鳴りが止まらない。凄まじい轟音だったから仕方ないか。おつきあいしてくれた院生M本君に感謝。