昼前まで自宅で惰眠を貪る。午後から大学へ。
昨日の続きで、単著の原稿(冒頭章)の執筆に専念する。専念しすぎて、博士論文審査の公聴会(文学研究科、テーマはヘンリー・ソロー)に顔を出すのを完全に忘れてしまっていた。でも、そのぶん原稿のほうはかなり書き進めることができた。BGMはこれ。
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- 発売日: 2006/03/21
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現時点では『英国保守主義の政治経済学―バークとマルサス』というタイトルを考えている。冒頭章では「なぜ保守主義なのか?」「なぜ政治経済学なのか?」「なぜバークとマルサスなのか?」などの問いに答えつつ、この本の「主題・方法・構成」を手際よく説明する必要がある。しゃべりすぎても、舌足らでも、どちらでもいけない。過不足ない叙述を心がけたい。
帰宅後、一昨日の科研研究会で話題に出たクェンティン・スキナー『自由主義に先立つ自由』を読む。著名な本で、本来もっと早く読むべきだった。反省。小さな本だが、かなり難解。しかし何とか理解できたかな。
ここ数日で脳みそは完全に単著執筆モードに切り替わった。オーストラリアが起爆剤になってくれたのかもしれない。このモードを維持できれば、9月末までに完成させられるかもしれない。今は、何にも邪魔されず、この仕事だけに打ち込みたい気分だ。月曜日に「経済学説史」の試験が控えているのが、何だか鬱陶しく感じる。
腹筋3セット。