Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

7期ゼミ(ほぼ)復活!

昨日、少し飲み過ぎた。おかげで目覚めが悪い。木曜日の授業は午後に4コマなので、ゆっくりと出勤する。

3限、8期(3回生)ゼミ。2期生・3期生では頻繁にテーマとなっていた「死」がこの学年で初登場。*1しかし、哲学を前面に掲げて募集した(哲学に魅せられた学生が結集した)学年ではないせいか、ハイデッガーキルケゴールの哲学的人生論はいまいちピンとこない様子。孤独を引き受けて自分固有の世界に目覚めるのは容易ではないようだ。テキストはこれ。良書だと思う。僕自身、とても勉強になった。

孤独であるためのレッスン (NHKブックス)

孤独であるためのレッスン (NHKブックス)

4限、7期(4回生)ゼミ。17名中病気療養中のSSK君を除く16名が出席し、就職活動前の状態にほぼ復活した。来週からテキストを使用した通常形態のゼミを再開させる。テキストはこれ。

下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち

下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち

5限、経済学ワークショップ1(1回生向けの基礎ゼミ)。セブン-イレブンの商品開発について毎回2班ずつプレゼンテーションしてもらう。今日は「調理めん」と「おでん」。先週の2班と比べるとかなりレベル・ダウンしてしまった。普段の授業を通じてどういうプレゼンが退屈なのかは感覚的にわかっているはず。下を向いたままひたすら教科書をぼそぼそ読み上げている先生の授業に対しては、誰もが嫌な気持ちになるはず。だったら、そういうプレゼンはやめよう。顔をあげてオーデェインスのほうを向く。一歩前に出てオーディエンスとの距離を縮める。これだけでもプレゼンの印象はずいぶん変わる。

6限、大学院(修士課程)。『裏日本―近代日本を問いなおす (岩波新書)』の2回目。コミュニタリアニズムから始まった授業なのだが、受講者に促されて、内発的発展論へと方向転換することに。

腹筋2セット。BGMはこれ。

Counterparts

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*1:発端は「ランチメイト症候群」だったが。