Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

「世界革命」

休日。旧友Mさん来訪。歓談。ドラムを披露する。

お見送りついでに、近所を散歩する。北鴨川大キャンパス&吉田山へ。

校舎の改築に次ぐ改築で旧教養部キャンパスの外観はすっかり変わってしまったけれども、掲げられている横断幕の内容は20年以上たっても基本的に全然変わらない。「世界金融大恐慌を世界革命に転化せよ」か。この主張をどう評価すればよいのか、保守主義思想研究者としては悩ましいところである。保守とは何か? 革新とは何か?

吉田山から西方を望む。なかなかイイ感じでしょ?

さて、ついに明後日、学位審査の公開審査会(口頭試問)が開催される。学位申請論文は2月末に公刊したこの本である。書いてある内容について尋ねられれば、ほとんど何でも答えられるだろう(その答えに審査員が納得してくれる保証はないけれども)し、書いていない内容について尋ねられれば、答えられない場合のほうが多いだろう。しかし、後者の質問については予測不可能。明後日のために何を準備すればよいのか、いまいちよくわからない。寝坊しないよう前日早めに就寝することくらいしか思いつかない。

イギリス保守主義の政治経済学―バークとマルサス

イギリス保守主義の政治経済学―バークとマルサス

腹筋3セット。BGMはこれ。