Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

富山出張

熱烈歓迎


3泊4日で富山に初出張した。

富山大で開催される経済学史学会全国大会(22・23日)への参加が主たる目的なのだが、ミル研究会(21日)に参加したり、懇親会でマルサス学会関係の様々な情報交換・交渉・勧誘を行ったり、ゼミ1期生S伯君と久々の再会を果たしたり、内容盛り沢山な初富山だった。

学期中に開催される学会は1泊2日の強行日程で参加することが通常なのだが、今回は疲労をためこまないよう大事をとって、月曜日の授業を休講にし、ゆったりと3泊4日で出張した(1月の病気入院以来、本当に疲れやすくなっているのだ)。そのおかげで富山名物の海の幸、山の幸、地酒をじっくり楽しむことができた。

お酒は「満寿泉(ますいずみ)」と「三笑楽(さんしょうらく)」が特に素晴らしかった。ほたるいかをはじめとする海の幸は確かにおいしかったが、僕はもともと山の幸派なので、「行者にんにくの天ぷら」のおいしさにノックアウトされた。

学会では商人道なM尾さんと久留米大で開催された西南部会以来13〜4年ぶりの再会を果たした。なかなか感動的な再会だった。あの頃僕はまだ大学院生だった。しばらくお会いしていない間にM尾さんは超売れっ子になられ大活躍されている。でもまったく変わらず接してくださるのが嬉しい。M尾さんがお書きになったこの本、とても良い本です。まだ「乱読ノート」にはアップできていませんが、オススメします。

対話でわかる 痛快明解 経済学史

対話でわかる 痛快明解 経済学史

今回の出張で驚いたのが、学会開催が富山市に熱烈に歓迎されていたこと。富山駅の改札口のすぐ上に歓迎を示すボードが吊下げられていた。しかし、それ以上に驚いた(と言うより驚愕した)のが、サンダーバード内に財布を置き忘れてしまったこと。改札を出てすぐ(上の写真を撮った数分後)、自分が一文無しになっている事実に気づいた。結局、財布は無事に車内で発見され、翌日に手元に戻ったのだが、財布の存在が確認されるまでの3〜40分間は生きた心地がしなかった。富山駅サンダーバードの終点で、全乗客が下車していたこともラッキーだった。たくさんの運をその日一日だけで使ってしまった気がする。楽飲大なF本さんに何から何まで助けてもらった。持つべきものは友である。

再来年度の全国大会の開催は関大。総会で正式にアナウンスされた。再来年の今日、僕はどんな日記を書いているのだろうか?

腹筋4セット。