Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

講義密度の低下

午前中は整体。金曜日に施術してもらうのがパターンだが、今週・来週とも金曜日が仕事なので、曜日を変更した。

午後から大学へ。タイミング悪く土砂降りの時に関大前駅に到着する。傘をさしても、膝から下はずぶ濡れに。

月曜2限に「経済学説史」の授業を担当しているのだが、来週は12日(月)だけでなく16日(金)も授業日になっている。月曜日の授業回数が少ないため、回数調整のための振替授業日なのだ。12日の分の予習は昨日すませたが、今日16日の分の予習をすませた。これでこの科目の授業準備は終了したことになる。補講(5月24日休講分)を20日にセッティングしており、これが春学期最後の授業になるのだが、前半を「半期の授業のまとめ」、後半を「質問タイム」に充てる予定である。

今学期の「経済学説史」ではまったくの新ネタを講義したわけだが、10年前と比べると、講義の密度は半分くらいまで落ちてしまっているのではないだろうか。学生の理解度を優先すると、どうしても内容が薄くなる。「学説史」を講義する以前の基本概念(「裁定」「投機」「円高」「変動相場制」「割引現在価値」など)の説明に時間を奪われすぎて、「学説史」本体に割ける時間が圧倒的に足りない。僕個人としては大いに欲求不満が残る。ただ、こうした現状に対して多くの受講生が「わかりやすい」と好反応を示してくれているので、これで満足せざるをえないようだ。いくら内容が充実していても、受講生が消化不良を起こして背中を向けてしまっては意味がないもんね。

【7030】 腹筋2セット。BGMはこれ。

ノストラダムス

ノストラダムス