神保町の古書街で2時間ほど本を物色してから学士会館へ。
『ビジネス倫理の論じ方』で一緒にお仕事させていただいたN山さんが、先ごろ、単著『経済戦争の理論―大戦間期ウィーンとゲーム理論』を公刊された。その合評会に参加させていただく。
N山さんが関与している科研が主催の合評会ということもあり、N山さん以外の知り合いはゼロ。最近はどこの研究会に出ても友人・知人ばかりで、新しい人間関係の広がりがなくなりつつあったので、とても新鮮だ。国際政治学畑の方々の知遇を得られたのは大きな収穫。また、N山さんのご新著の内容についても、より深いレベルで理解することができたように思う。
今回の東京出張はこの合評会以外にも目的があった。先ごろ、旧友M君が2冊目の単著『兵士を守る――自衛隊にオンブズマンを』を公刊したので、その個人的なお祝いをしたかった。合評会の「アフター・セッション」*1を中座させてもらい、M君と合流する。場所とタイミングに恵まれて隅田川の花火大会を楽しむこともできた。花火の後は、学生時代をなぞるかのように、日付が変わるまで深酒を楽しんだ。
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*1:N山さんは「飲み会」「懇親会」という表現を使わなかった。COOLだ。これから僕も真似することにしよう。