初日は午前中に2本(×3会場)、午後に3本(×3会場)の研究報告が組まれているが、僕の出番は午前中の2番目。先ごろ公刊した単著の内容をダイジェスト的に報告する。
質疑応答があまりうまく行かなかった気がしたが、案の定、終了後にS本御大から「応答が少し雑だったのではないか」とのご指摘を受けた。質問者はあくまで質問者自身の関心から僕の報告に質問をぶつけてくるものなので、一度や二度のやりとりではその質問の意図を十分に理解できない場合が少なくない。今回はその典型で、即座に応答することがとても難しかった。結果的に中途半端な応答をしてしまい、後味が悪かった。予習・稽古のできない種類の仕事は相変わらず苦手だ。アドリブが下手だ。テレビでのコメンテーターなどどうあがいてもできそうにない。修行は続く。
午後は2本の研究報告を聴講する。合間にマルサス学会関係の打ち合わせ(会長Y田さん&事務局M泉さんと)。
18時から懇親会。大学に近接する中国料理店にて。なかなか立派なメニューで、いくらでも食べられそうだったが(会費が5000円もしたから、そうでないと困るわけだが)、腹5分目くらいで我慢する。20時からnakcazawaゼミ東京同窓会をセッティングしてもらっていたので、その分お腹に余裕を持たせておく必要があった。
懇親会を中座して、歩いて数分の韓国料理店へ向かう。O本君が子どもさんの急病のために欠席となり、僕とS村さんとH岡さんの3人で韓国料理をゆっくりと堪能した。「明日からダイエットするから大丈夫です」。日本の20代女子のいったい何割がこの言葉を口にしているのだろうか?