Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

採点の祭典(第6日)

ようやく採点終了。長かった。疲れた。

履修登録者の570名のうち、レポート提出者は522名。「不可」はそのうち15名。合格率97%が数字的に大甘であることは自覚しているが、レポート試験なので、特に問題なかろう。普通に論述試験を行うと、とりわけ春学期末試験の場合、就職活動の長期化した4回生がほぼ壊滅状態(白紙答案)になってしまうのだが、レポート試験なら何とか救済できる。

まったく出席していなくても、勉強した(=教科書を読んでまとめようとした)痕跡があれば、基本的に「可」以上で評価した。しかし、日本語があまりにも支離滅裂な答案、インターネットからのコピー&ペーストを行っていた(あれだけ禁止したのに!)答案は、さすがに「不可」とした。

自分で理解できていない内容を綴った文章は、読んでいてすぐにわかる。専門用語が浮いている。

成績評価の基本方針は「正直は最善の策(Honesty is the best policy)」である。

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