Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

2週間ぶりの大教室

2週間ぶりの大教室での授業(2限:経済学説史1)。

ちょうど2週間前、4月19日の5限の授業中に、突如として声が出なくなった。28日の東京での論文集打ち合わせの時はまだ、声を出そうとしても半分以上がかすれて声にならない状態だった。しかし、今朝起きると、喉の通りが劇的に良くなっていて、ガラガラ声ながらも普通に話せるようになった。今日から大教室での授業の再開を決めていたので、「何とか間に合ってくれた!」というのが本音だ。

講義を聞いている学生たちも、憐憫の情が働いたのか、普段よりも受講態度が良かった(ように見えた(笑))。アダム・スミスの生涯、『道徳感情論』と『国富論』との関連、『国富論』の基本構成、スコットランド啓蒙などについて講義する。エディンバラの映像教材も少し(15分ほど)見てもらう。

午後は今週と来週の授業の予習に充てる。やるべきことが山積み。声帯の炎症に気を取られていたせいか、整体の予約を入れていたことを失念する大失態。「せいたい」違いじゃないか! F井さん(整体師)さん、すみません。

連休の間に「経済学史」(京大、非常勤)の履修者名簿が確定した。履修者数は何と465名。金曜1限なのに。これは嬉しい誤算・・・すぎる。シラバスに「毎回出席をとる」「レポート試験とする」と記してしまった事実が重くのしかかる。出席管理と採点にかかる手間が尋常でない。うれし涙は、半分、本当の涙でもある。

京大の場合、出欠が記録できるスタイルの名簿は提供してもらえず、自分で作成しなきゃならないようだ。意外に手間取る。

兎にも角にも、声が出ないため、先週の授業は休講にせざるをえなかったが、どうやら今週は授業ができそうで、何よりそのことにほっとする。

喉の不調の間、時々呼吸が苦しくなるので、筋トレを休止しているが、おそらくそのせいであろう、心なしかお腹まわりが肥大化してきた気がする。そろそろ腹筋を再開しないとやばい。早く治れ、喉よ!!!

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